学生証の偽造について
近年、身分証を偽造する問題が増えつつあるようです。インターネットでも、注文に応じて偽物の学生証作成を行う偽造ビジネスが行われていたりしますが、中には学生証の偽造も行われています。
学生証を持っていると、様々な特権が得られます。例えば、公共交通機関が格安料金で利用出来たり、携帯電話会社の学割サービスなどがあります。映画館や美術館、博物館の割引も受けられるなど、学生証ひとつあればいろいろお得なサービスが利用出来ます。
そして、これらの特権を利用するため、しばしば学生証が偽造されることがあります。また、年齢制限があるお店に入店するためや、アルバイトをするため、お酒や喫煙などで学生証が偽造されるケースもあります。
学生証の偽造はれきっとした犯罪で、文書偽造罪に問われる可能性があります。文書偽造罪とは、運転免許証や契約書など社会的信用性が認められる文書を保護するためにあり、大きく分けて公文書偽造罪と私文書偽造罪があります。
公文書とは、健康保険証や戸籍謄本といった公的機関が発行した証明書などをいい、私文書は、申込書や契約書など公的な文書ではないものの、証明するための重要な書類を指します。そして、学生証を偽造した場合、国公立学校の学生証の偽造であれば公文書偽造、私立だと私文書偽造という罪に当たり、処罰されることがあります。
偽造には、他人から借りた学生証や盗んだ学生証の顔写真を貼りかえるといった方法がありますが、最近はパソコンなどIT機器が進化してきていることもあり、まるで本物みたいな学生証作成が可能な時代でもあります。
一目見ただけで偽造された学生証と判断出来ないものもあるので、提示されたら本物と間違えて信用してしまうこともあるでしょう。だからこそ、学生証偽装防止のためにも、学校側が対策をとる必要があるのです。
最近では、IC対応の学生証作成も需要が高くなっています。
株式会社GSKでは、ICを組み込んだ学生証作成をご依頼いただけます。
テンプレートデザインがありますが、もちろんオリジナルデザインでの作成も可能です。見積もりやご依頼、短納期など詳しいことについてはお気軽にお問合せ下さい。